【過去の暴落を学ぶ】ブラックマンデー(史上最大の暴落とは?)

ブラックマンデー

ブラックマンデー(史上最大の暴落)とは?

良く耳にするブラックマンデーとは、1987年10月19日(月曜日)にアメリカで起きた、史上最大の大暴落のことです。

この日のNYダウの下落率は23%という、とてつもない下落でした。

この暴落はアメリカから全世界に伝播し、世界中で大暴落が起きました。

翌20日の日経平均株価の下落率も、過去最大の約15%に達しています。

では、このブラックマンデーの原因はなんだったのか?

米国の貿易赤字と財政赤字の拡大への不安、ドル安にともなうインフレ懸念、コンピューターによるプログラム売買の損切りなどの色々な要因が折り重なっったことが原因ではないかと言われています。

最終的にはコンピューターのプログラム売買による、売りが売りを呼び止まらない状況になったことがこの大暴落を引き起こしたのではないかと個人的には思います。

さて、暴落の後はリバウンドもあるもので、日経平均株価は好景気と日銀の金融緩和政策により、上昇していきます。

1988年4月初めには、ブラックマンデー前の高値を越え、1989年まで大きく上昇しています。

この期間は、経済も活性化しており、企業の業績や従業員の給料もうなぎ上りでした。

金融相場から業績相場に移行し、さらに、経済が回って行く良いサイクルができたことで、株価も1989年12月29日に史上最高値の3万8915円87銭を記録します。

しかし、ご存知の通り、大きくふくれあがったバブルは崩壊することになります。

この以降は、失われた10年と呼ばれる景気低迷が長期間に渡って続くことになります。

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